温亭の句 - あいさつの

#018 挨拶の傾き合へる日傘かな

作品サイズ:約17×12 cm
仕立て額装

どんなうた?

詩歌: あいさつの かたぶきあへる ひがさかな
挨拶の傾き合へる日傘かな
作者:篠原温亭(しのはらおんてい)
歌集:温亭句集
制作:19~20世紀

真夏の強い日差しのもと、ご婦人同士が日傘を傾けあって挨拶を交わしている様子は、なんだか風情があってなごみます。
コロナ禍でソーシャルディスタンスなんて言われると殺伐としてしまいますが、日傘の間隔でお付き合いをと考えると、程よい距離感な気がします。

ここでは「傾き合へる」で書きましたが、「傾け合へる」と紹介されている場合もあります。

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